願いの代償

ダブルクロス2nd GM:meisu

PC達はかつて、ある研究所の実験体だった。

しかし、PCの1人である研究員に助けられ脱走に成功した。
そして研究所は壊滅し、現在彼らは平穏な生活を送っている。

そんなPC達、そして彼らの住む街に過去の因縁が迫る…。
ある日、PC1はかつての研究所での仲間の一人に襲われた。
彼の体には賢者の石の様な結晶体が埋まっており、そのために体が崩壊しかかっていた。その石は、研究所の所長が研究していたものと似ていた。

彼らは、その石を手に入れ、調べようとした。その時、石を狙う暗殺者が現れたが、絶対に勝てないと思ったPC達は何とか石を持って逃げ出した。

過去のデータなどを調査した結果、石を使うと何かが消え、何かが現れるようだと分かった。そこで、この石には願いをかなえる力があるのではないかと思ったPC達の1人(元研究者)が、チョコバーが現れるよう願った。すると、確かに大量のチョコバーが現れた。しかし同時に自分の体が消えそうになったが、何とか堪えた。

そして、他のPCも試してみる事になり、1人が願った。

そこで唐突に割り込むマスターシーン。
街角で突然そのPCの一の子分が姿を消した。

さらにPC1も願うと、同じく彼の親友が消えた。
続いてPC2の義理の姉妹も消えかけたが、彼女はその場にいたため何とか消えずに済んだ。

そんな時、石の力で巨大な竜の姿となった元所長が街に現れた。PC達は、逃げるべきじゃないかと悩みながらも竜の元へ行き、先程の暗殺者と戦って消耗している隙に元所長を倒した。

しかし、石の反動により侵蝕率が上がっていたため、二人がジャーム化してしまった。

石の願いの代償とは、その人のもっとも大事な人であった。
元研究者のPCには、そこまで大事な人がいなかったので自分が消えかけたのだった。
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