永遠の楽園

システム:ダブルクロス3rd GM:オグリビー

ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
PCたちは炎を出したり獣に変身したりと超人能力を得たが、力を使うごとに理性を失い、やがて怪物へと変わる危険を持っている。

PC1:中島良太(16) PL:グルグル眼鏡
貧乏人のUGNエージェント。お金のために働く。OPで友人からもうけ話を持ち掛けられる。※UGN:能力は世界平和のために使おうと言う組織。
PC2:中野遥(18)  PL:わかば
まっすぐ系女子。悩めるお年頃。彼氏が高熱を出したので病院に連れていく。
PC3:大峰美鈴(18) PL:k(新)
過去の「償い」のため汚れ仕事を引きうけ続けるUGNチルドレン。クール。
PC4:佐山礼二(37) PL:パイの実
妖精が見えるUGN支部長。こんなこともあろうかと調べておきました、と電話をかけるのが得意。
PC5:暁悠(見た目は14) PL:mouser
UGNの偉い人である霧谷さんが送って来た助っ人。気楽に人間を観察するレネゲイドビーイング。

七星:PC1にうまい話を持ち掛ける関西人。
   「人助けにもなり儲けもでる、ええ話やろ」
大峰は病院着の女の子を見かける。具合が悪そうだったが、男性が引き取って行った。
中野は彼氏を病院に連れていく。途中院長の診察に違和感を覚えるが、その正体はよくわからない。
中島は友人の七星に「うまい話」を持ち掛けられ、病院へと向かう。

中野と中島は病院の近くで女の子がさらわれているところを見つける。止めようとするが相手もPC達と同じように能力を持っており、それで逃げられてしまう。
PC達が連絡を取り合ってみると、なんと女の子は大峰が見かけた子で、さらった男は現在この地区で見かけられたから注意しろとの連絡のあるFH(不思議能力は自分のために使えばいいじゃんという組織)の一員であったのだ。

PC達は集まり、さっそくさっきの少女誘拐犯や何かきな臭い病院について調べる。

誘拐犯のアジトを突き止め少女を救出・・・しようとしたがそこで彼女は突然痙攣しだし、PCたちの目の前で死んでしまう。
「なんてことを!」
それをきっかけに交戦開始。ヘリと兵器を作り出す相手に苦戦しつつも打ち倒す。
話を聞き出すと、彼は病院の院長の息子である、院長は難病の子供たちを救うためと言って子供たちの体の「時を止め」て治療法の開発を待っている、自分は院長のやり方では子供たちはただ生かされているだけだと思い、子供たちを解放しようとした、が長い間時を止められていた反動でさっきの女の子は死んでしまった、と話した。

その頃七星は中島だけに話をしていた。七星は院長が子供たちにやっていたこと、更に院長がすでに力の使いすぎで理性を失っていることを話すと、難病の子供たちの時を止めるという院長の計画にもっと多くの子供たちを受け入れたいから手伝ってほしいと持ち掛けた。中島は、手伝うにしてもUGNの協力は不可欠だ、UGNは理性を失っている院長の存在は普通許さないだろうから説得する必要がある、と言いほかのPC達に話した。

院長は、今は暴走していないにしてもいつ暴走するかわからないので今すぐとらえて処置すべきだと説く支部長と大峰。子供たちは助けてあげたいと悩む中野。
話し合いの後支部長は、院長の計画を引き継ぐ人材を探す間一か月だけ待とうと言い、大峰も支部長が決めたならとしたがった。

協力者を探し回った結果、中島が病院に缶詰めになることで何とか計画は続けていけることになった。支部長は院長を見逃していたことを追及されたが、
「子供たちを助けたいと言う想いを切り捨てるようでは、組織の未来はないと思った」と言った言葉のためか、支部長から降格となり遠隔地に送られる処分にとどまった。そして支部長は、私がいなくなっても頑張るんだよと言い残して支部を去ったのだった。
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