英雄の復活?

システム:ソードワールド2.0 GM:セーブキモ
7/29、1部に行われたセッションレポートです。冒険者レベルで7レベルでやってます。

PC1ドラクロワ PL:新入生
ドワーフのマギシュー。銃は剣より強いが信条。

PC2:ステラ PL:新入生
シャドウのフェンサー。英雄的冒険者ギルガメッシュの元弟子。

PC3:クーベルタン PL:Nyakki
タビットのフェアリーテイマー。ぐうたらなのが特徴的だが一応ギルガメッシュの元弟子

PC4:サイモン PL:おいでませ妖精郷
ナイトメアの前衛コンジャラー。ギルガメッシュの隠れファン。

PC5:エイラ PL:ぼんた
ヴァルキリーのライダー。ギルガメッシュにあこがれている。

NPC:ギルガメッシュ
5年前に突如引退した英雄的冒険者。妖精とゴーレムの扱いに長けたワイバーン乗り。
回想シーン
 ギルガメッシュと行動していたころのステラとクーベルタン。依頼をこなし祝宴を挙げている夜。
二人は隣のギルガメッシュの部屋から苦し気なうめき声を聞きつける。見ると口から血を吐いて苦し気な表情を浮かべる彼の姿があった。心配して詰め寄る二人を彼は押しとどめて部屋に帰らせる。翌朝パーティを解消するという書置きだけを残して彼は消えてしまった。

オープニング
 冒険者として依頼をこなし町へ帰還した5人、そこに町の外にギルガメッシュの騎獣であるワイバーンがいることに気づく。冒険者の酒場に行くと引退したはずの彼の姿があった。
 PC達は彼に話しかけるが彼は付き合いが悪くなっており、返事もそこそこに足早に酒場を去ってしまう。酒場の親父も以前はもっと付き合いがよかったのにと首を傾げる。
 数日後、酒場の親父からPC達に依頼が入る。別の街でギルガメッシュについて調査していた冒険者の一団が行方不明になったというのだ。明らかに怪しいが英雄を公然と疑うわけにもいかずPC達に秘密裏の調査を頼む。

ミドル
 ギルガメッシュについてPC達が調べると、彼は隠居した家で誰かと暮らしていたようであり、また魔神の研究に手を出していたという。町に長時間滞在する彼の行方を追うため彼のワイバーンに発信機(誓いのアンクレット)付きの肉を食べさせ彼の行方を追う。(途中で怪しい古書店と浮浪者に800Gほどぼったくられた)
 彼はなぜか魔物の巣窟となっている北の岩山に住んでおり、彼が出てくるところを待ち伏せしたPC達は彼のワイバーンがオーガ(1日18時間だけ心臓を食べた人族に化けられる蛮族)を載せて飛び立っていくのを目撃する。ギルガメッシュがすでに死んでおり彼が偽物であることを確信したPC達は彼がワイバーンやゴーレムから離れたすきに彼をバニッシュで調べることを決定する。

クライマックス
 彼が町から出てくるところで計画通りにバニッシュをかけるPC達。彼はそれに抵抗し町を立ち去ろうとする。黒を確信したPC達は彼をそのまま襲撃しワイバーンとゴーレムが駆けつける前に気絶させる。彼の正体はやはりオーガであった。
 オーガに事情を聴くと彼はギルガメッシュの隠れた弟子であり、人族に興味があったという。人に興味を持ちながら正体をさらせば受け入れられないことを知っていたギルガメッシュは彼が病で死んだあとにオーガに心臓を食べてギルガメッシュとして生きるよう遺言を残したという。彼を調査していた冒険者たちは彼の正体を知ると問答無用で襲い掛かってきたため命を取らざるを得なかったという。
ギルガメッシュももっとちゃんとしろよと憤るPC達だったがオーガ自身の罪を償いたいという意思と有能な冒険者である彼をむざむざ殺すのは惜しいという酒場のおやじの考えから、彼をPC達で監視し、町に立ち入らずに暮らさせて危険な依頼をこなすさせるということで決定した。有能な戦力だが安心できない仲間を得た彼らの冒険はこれからも続いていくだろう。
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