蛮領の動乱

システム:SW2.0 GM:明太子

PC紹介

PC1 クレシナス ライカンスロープ 男 25歳

グラップラー/スカウト/エンハンサー

人族をタコ殴りにすることを快感とするライカンスロープ。

人族をさらって来られるので、蛮族領の平和維持には積極的。

「どっかに殴り甲斐のある人族いないかな」



PC2 ガガール リザードマン 男 27歳

フェアリーテイマー/フェンサー/スカウト

イグナヴを信仰するリザードマン村出身のシャーマン。生き物を殺したり苦しめたりしてイグナヴにその魂を捧げることをライフワークにしている。

穢れの酒を飲んだ結果、自分が死亡した時に魔神イグナヴが召喚される呪紋が刻まれている

「ぐへへ、その剣で俺を刺してみろ。お前たちもすぐにあの世行きだぜ」



PC3 ドグラグ ウィークリング 男 18歳

フェンサー/セージ

ミノタウロス生まれのウィークリング。自分の力に自信をもっており、振るう機会を探している。武人であろうとしており、意味なく女子供を殺したりはしない。

穢れの酒を飲んだ結果、自然治癒と石化の視線の能力を持つ。

「このドグラグ様の一撃、受けてみよ」





PC4 ブラッド ライカンスロープ 男 年齢不詳

フェンサー/スカウト

昔はコボルト相手にブイブイ言わせていたところを、シグドにとっちめられ、渋々従っている。

「くそう、あいつ俺をコケにしやがって…」



NPCたち

シグド ドレイク 男

PCたちの所属する蛮族領の王。今セッションの依頼主。



エーゲル アンドロスコーピオン 男

PCたちが監査に向かう砦の長。尊大な性格



リン 人間 女

奴隷たちのリーダー的存在。元冒険者
○招集

シグドの招集を受けて集まった一同。

指令の内容は、人族との前線に築かれた砦の調査だった



・砦は川向こうの人族の王国の侵攻を止め、牽制するためのもの

・砦の長はエーゲルで、力はあるが砦の運営の才には疑問符がつく。砦からの報告は月に一度来るが、「万事うまくいっております」以外の文面を見たことがない

・王国への備えがしっかりなされているか、及び人族の奴隷に叛乱の兆しがないかを調査せよ



というのがシグドの指令。





○急ぐ二人と急がない二人

ドグラグとガガールは任務を遂行しようと砦に急ぐ。一方、ライカンスロープ二人…クレシナスとブラッドは早朝命令を受けた直後、就寝。



真面目で敏捷度が高かったので誰よりも早く砦に着いたガガール。砦の司令官エーゲルに会い、自分の立場を明かして早速調査に入った。砦では王国から攫ってきた人族を労働力としてこき使っている。攫って間もない人族は砦内の農場や牧場で、こき使われ続けて逃げる気力がなくなった者は砦の外壁修理に、逃げる様子の全くない模範囚は外に狩猟に出されている。

…という砦内部の様子を見学していたところにドグラグも到着。エーゲルに監査に来た事を伝えると、

エーゲル「またか。さっきもう来たぞ」

と言われるも無事中には入れてもらえる。ドグラグがその場でエーゲルに「本当にお前の統治は上手くいっているんだろうな。もし何か問題があって隠しているならただでは済まないぞ。」と激しく詰問すると、「別に何も起こってない。少し攫ってきた人族が減っただけで。そう、うっかり鞭打ちしすぎてな」と不安になるような事を言い出す。監査に来た二人が外に出ると、そこではゴブリン達が楽しそうに囚人達を必要以上に鞭打っていた。作業効率上よろしくないのでやめさせろとドグラグが言うと、ガガールが反論する。

「彼等は人族を苦しめてその苦しみをイグナヴ様に捧げる正しい行為をしている」

この状況を放置していたエーゲルも乗っかり反論。しかし最終的にはドグラグの主張が通り、囚人達の待遇は僅かに改善された。もううっかり鞭打たれすぎて死んだりしない



砦でそんな事をしていた頃、残ったライカンスロープ二人はようやく起床。支度をして砦に向かったのであった。





○不祥事と拷問

その後監査を続けるガガールとドグラグ。話を聞いていくうちに、狩りに出していた奴隷が数人行方不明になっているという事実が明らかに。

急ぎリンを始めとした数人を地下に連れ込み、拷問を始める。

死人が出ても「知らない」と繰り返すリンだったが、次の一人を指名しようとした所、エーゲルが突如慌て出す。「待て、そいつは違う」

不審がったドグラグがアンドロスコーピオン語で詰問すると、観念したエーゲルはドグラグとガガールを部屋に連れて行く。



○粛清......失敗

エーゲルはシグドを裏切り、近隣の蛮族と繋がっていた。ドグラグにも自分につくよう懐柔を図るが、どうみても粛清対象だということで斬りかかる。しかしエーゲルは思いのほか頑丈で、更に増援の部下が続々と駆け付ける。異変の中ブラッドも戦うが敗れてしまい、(危険すぎるので)井戸に投げ込まれた。クレシナスはただならぬ気配を察して拠点に背を向け、シグドに報告するためひた走るのだった……
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