2001年度後期後半キャンペーン

「StarlightRhapsody」



異星文明

人類が宇宙で異星人とのファーストコンタクトは未だ起こっていない。しかし、この宇宙に我々以外の知的生命体が存在したと思われる痕跡は発見されている。人類にとって未踏の惑星に遺跡が存在したのである。その後の詳細な調査により、目下の惑星だけにとどまらず、周辺の恒星系にまで版図を広げていたことが明らかになった。さらに、用途の不明な機械らしき物も多く発掘された。

これだけもの科学技術を有しているのだから、近い日に人類は出会うのではないかと期待した。だが、大方の期待とは裏腹に、遺跡を築いた「彼ら」とは遭遇は起こっていない。そのため、人類はその滅びた高度な文明を、かつて夢想家や冒険家を駆り立てた伝説をもじって「エルドラド文明」と名付けた。未知なる文明を探る飽くなき知的好奇心は多くの人の心を魅了し、ホットな学問分野へと発展した。

近年、エルドラド文明研究の権威、ウイリアム・オックスフォード博士は、異文明との衝突により滅んだのではないとかと人類の開拓政策に対して警鐘を鳴らしている。だが、多くは杞憂だと一笑しているのが現状である。





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