■PC紹介■


PC1:真堂 仁(男・17) 剛剣使い
(PL:/うさぎ)

聖光霊宗の寺の子。祖父母と母が法力僧であったが本人は10年前まで妖怪とは縁遠い世界で育った。
10年前の京都大災害のときに、傷ついた鬼の子供(PC2)と出会い、介抱しそのまま一緒に暮らすようになった。
だが、この時にオロチとの戦闘に参加していた母が死亡し、誠二(PC3)との共通の幼馴染である水谷 眞子が行方不明になってしまったため、妖怪に対して強い憎しみを覚え、妖怪を倒せるだけの力をつけるべく剣の修行に打ち込むようになった。
このため当初は神無(PC2)も遠ざけていたのだが一緒に暮らすうちに心を開くようになった。
現在、高校3年生。受験勉強に忙しく、妖怪への興味も薄れ、剣の修行もサボリがちであり、誠二(PC3)との中も多少ぎこちなくなっている。
「うるさいな!今の俺にはこっち(勉強)の方が大事なんだ。」
「妖怪退治!?俺がそんなことするなんて、ムチャ言うな!」
「毎日毎日、同じことの繰り返し。何か面白いことないかな。」

PC2:大原 神無(女・外見14)妖術(魔界魔法)
(PL:O)

鬼の妖怪。外見は14歳くらいに見えるやせた女の子だが、男物の服を着ているため男の子とよく間違われる。
京都大災害のときに、妖怪のリーダー格であった父と戦闘に参加したのだが、オロチに手ひどい怪我を負わされ、体力の半分を失ってしまった。
その後、仁(PC1)に助けられ、そのままやっかいになっているが現在に至るまで体力は完全には回復していない。
普段は表情に乏しく無口だが、本来は感情豊かな女の子。PC1には地の自分を出しているが、PC1が妖怪に対する嫌悪を見せるたびに怯えている。
他の人間とは打ち解けようとしてみたり、自分の殻に閉じこもったりで安定しない。
拾われた当初は自分の名前も言えない状態だったので、拾われた場所と月から呼び名が決められた。
普段は仁(PC1)の寺で雑用をしており、夜にはアヤカシ学校(洛北高校夜間課程)に通っている。
「こんな人の多いところは苦手だ。」
「ボクの本当の力はこんなモノではなかったハズなのに。」
「近寄るな…。」

PC3:香田 誠二(男・18) 方術(魔界魔法)
(PL:alcor)

聖光霊宗の法力僧であり、仁(PC1)の幼馴染。消極的で無口な男。
幼い頃から寺で修行をし、仕事をしてきたので、上からの命令は遵守する。そのため、妖怪に対しては悪い感じを持ってはいないが、仕事であれば冷酷にもなる。
現在行方不明である仁(PC1)との共通の幼馴染:水谷 眞子については、10年も前のことなので気にとめていない。
現在は、PC1の見極めの任についている。

PC4:宇加乃 カグヤ(女・165)
 爪を用いた弧月殺法(フェンシング) 
(PL:mono)

陰陽寮で使われている妖怪。化け狐の類で、伝説の九尾の狐のように尻尾が九つ生えているが、その霊威はあまり高くない。
妹:ヒスイと共に傷ついているところを陰陽寮の人間に助けられたのだが、それ以来、妹を人質(妖怪質?)にとられた状態となっており、妹のために陰陽寮で働いている。
現在は上からの命令で聖光霊宗に潜り込んでいる。貧乏性で物を大切にする。とにかく一生懸命に働く狐。世話好きな姉御肌な性格だが、妖怪ゆえに残酷さも合わせ持つ。しかし、普段は人間社会に溶け込むために明るい面しか見せない。
出身は信州の山奥で、祖父は信州猫又族、妖弧族を束ねる首領だったが、今はどうなっているか知らない。
アヤカシ学校で、趣味で臨時講師をやっている。
「私の名前はカグヤであるぞ。皆、よろしく頼む。」
「ほう、この九尾にたてつくとは。長く生きても悟らぬものは悟らぬな。容赦はせぬぞ?」

PC5:朱宮 僑也(男・38) 銃器
(PL:deepone)

朱宮神社の次男坊であり元聖光霊宗法力僧。神社といっても神仏混合。
大文字山で山伏の修行をしている最中に洛北大学の学生と出会い、恋愛結婚。北山の山際に小さな家を設けて住んでいた。
子供も2人生まれ幸せな生活を送っていたのだが、京都大災害の折に家ごと家族は不明となってしまった。
その後、虚無感に捕らわれ、聖光霊宗を抜け、流れていたところで、四条裏町の下宿屋に流れ着きそこでその日暮らしの便利屋のようなことをするようになった。
そんなある日、妻に似た女(?)を見かけ、それ以来その人物を探し回るようになり大災害の真相についても積極的に調べるようになった。
仕事着は人毛を織り上げて作った裏打ちをほどこした修験着で、一本歯下駄。実家で浄めた弾を使っている。
今着ているのは妻の髪で織った服。
「あんたなら、安くしとくよ。似てるからな。」
「…いや、なんでもない。気のせいだ。」

PC6:和田 将吾(男・31) 符術
(PL:みなべ)

復讐に燃える符術使い。
突然降って沸いた京都大災害によって、家族は全員死んでしまったがなんとか恋人である狭山 響子だけは助けることができ、それ以来2人で力をあわせ苦楽を共にしてきた。
街も復興し、生活が落ち着いてきた頃、プロポーズをする覚悟を固め、響子を夜の公園へと呼び出した。
だが、そこで銀色の眼をした猿のような妖怪に襲われ、彼女は死亡。本人も深い傷をおい、昏睡状態が続き、2年後に目覚めた時には全てを失っていた。
復讐に心を捕らわれ、両腕が動かないことも省みず、高名な符術使い:仙神に弟子入りし、両腕に符を埋め込むことで腕を強引に使えるようにした。
しばらくは手当たり次第に妖怪を殺していたが、妖怪の中にも善良なものがいることに気づき、以後は、響子の仇を討ち、響子のような犠牲者を出さないために戦い続けている。
「もう俺は大切なものを全て失った。死にたい…。だが、お前の仇をとるまで俺はそっちにはいけない。」
「人に害をなす邪悪な妖怪め…。この秘技:爆砕符をくらうがいい!」

世界設定 第1話



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