こんなはずでは・・・

ベーシック GM:K

PCたちは矢泥村という鄙びた集落出身の若者、彼らは一般人として都会の暮らしに溶け込んでいるように見えるが、そこにはPC1,2も未だ知らない
驚愕の真実が隠されていた。
あの夜、PC1,2は自分たちの運命を左右する事実を知った。

 血まみれになってPC1の下宿先に転がり込んできた矢泥村の知人。
 それを追うのは彼の命を狙う銃を持った男たち。
 銃弾を何発も浴びながらもまだ立ち上がり、異能の力を発揮する彼の姿。
 遂に彼を仕留めた後に男たちはPC1に銃口を向ける。
 うろたえるPC1とそれを囲み全てを知っているような者たち、そこにはPC1の彼女の姿もあった。
 過剰のストレスにさらされPC1は目覚める。東京を襲う大地震。
 PC1はそれが自分の起こしたものだと悟る。
 そして、PC2はその場所にはいないのにもかかわらずその光景が「見えて」しまった。

 PC3,4によって明かされる矢泥村の実態。
 それは、彼らは宇宙から来た異民族であり、この人間の姿もかりそめのもので、なにより個々に現れる異能の力が決定的に彼らと人間を隔てる。
 そして、彼らがこの星に来た理由というのはかつてPC1と同じ能力によって彼らの星は破壊され住めなくなったからというもの。

 政府は彼らの存在を危険視し抹殺しようとしている。そんな中失踪中のPC1の兄が現在軍部とつながっていることを知る。

 捕まえたPC1の彼女をPC3の知らないところで勝手に釈放して、仲間内で水面下の蟠りが生じたりといろいろあったが、最終局面。
 PC1の兄がPCたちの前に現れ自らの考えを述べる。自らの種の存続のためにPC1の能力を使い人類のほとんどを壊滅させ我々が人類を支配しようという。
 PCたちはそれぞれの意見をもっていたが、PC1は兄の暴走を止めるべく兄に向けて能力を発動する。
 しかし未だに能力の制御がままならなかったため、その力は暴走し結果的に兄の思惑通り人類はほぼ壊滅状態、一時はPC1の自殺による計画の破綻を恐れていたPC1の兄はPC1の肩をたたき「よくやった弟よ。」と労った。
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