京大RPG研blog

2018年夏、H県S市皮田村に住む友人から夏休みを利用して遊びに来ないかという連絡をもらう。大学卒業と同時に結婚、帰郷した友人とは結婚式以来あっていなかったこともあり、PCたちは皮田村へ向かうことにする。

導入
PC達は村へ行き友人と再会する。友人とその妻、そして２人の子供たちに温かく迎えられたが、何か一抹の違和感のようなものを抱いてしまう。
しかし久しぶりの再会だからだろうとその違和感を無視し、昔話に花を咲かせるのだった。

ミドルフェイズ
祭りまではもう少し時間があるからと各々で時間をつぶすPCたち。
しかし村人や友人の子供たちと交流していく中で友人やこの村に対する猜疑心が膨れ上がっていく。
過去のアルバムとは明らかに容姿の異なっている子供たち、参道に地蔵が敷き詰められた不気味な神社、部外者には公開されていない夏祭りの特別な儀式、明らかに周囲の村落や権力者から畏れられてきた痕跡のある村の歴史……
PCたちが警戒を強めていく中、友人から睡眠薬を盛られるPCや村人に直接襲われるPCが出てきたことで事態は大きく動くことになる。

クライマックスフェイズ
PCたちは村人たちの行う謎の儀式に巻き込まれる。
儀式を妨害しようと試みるが、正気を失ったり、何者かに精神を乗っ取られる等、ボロボロになる。
最終的に古川が捨て身の覚悟で村人に組み付き道を切り開くも、殺人衝動に目覚めた安田が車を暴走させ、古川を巻き込みながら村人たちを轢くことで儀式を妨害する。しかしそのままの勢いで神社に突っ込んでしまう。するとその瞬間、無数の子供たちの泣き声のようなものが聞こえたかと思うと山から轟音が響き、巨大なオオカミのような何かが現れる。
そのオオカミを見て完全に正気を失うものたちも出るが、何とか命からがら村から逃げ出すことには成功した。