DEMON‘S CITY
〜DoubleCrossSupplement〜
文責:遊
今年5月にダブルクロスのサプリメント『デモンズシティ』が発売されたので今回はその紹介でもしてみます。
このサプリメントは新たな舞台である『魔街』(通称デモンズシティ)と呼ばれる場所の説明についてと、新シンドローム『オルクス』についての説明が主な内容です。
魔街とは日本のどこかにある閉鎖都市で、『震夜』と呼ばれる事件によってそこには多くのオーヴァードが存在し、また住民はレネゲイドの事を知っています。そして、現在そこは出入り不能となっていますが、進入は結構簡単に出来るため、魔街は犯罪者の逃げ込む場所となっています。
ここではレネゲイドによる事件が頻発するためそれを解決するための組織として『GPO』(Gaudians the Public Order)と呼ばれるほとんどのメンバーがオーヴァードで組織された組織が存在しています。
ここを治めているのは司政局と呼ばれるもので、住民は司政局に様々なプライベート情報を登録する事で市民の援助をしています。
ここで登録されたものは登録市民、それ以外のものは非登録市民として区別されており、現在魔街内では非登録市民と司政局は対立し、争っています。
魔街内には前述のGPO以外にもいくつかの組織が存在しており、対立していたりしています。そして、以下の4つの組織が魔街内で主だったものであります。
・Gurdians the Public Order(GPO)
政府が魔街の治安管理のために組織した特殊警察で、基本的にオーヴァードで構成されており、基本的な目的はオーヴァード犯罪を速やかに解決する事であり、犯人の確保という形でそれは行われる。
・聖其督教会(聖教会)
オーヴァード能力に目覚めたために親に捨てられた等様々な理由で孤児になった子供を受け入れている教会。そして、オーヴァードを保護するという行為により魔街内での勢力を大きなものとしているが、その一方で、ここで育った子供たちはスパイとして町の様々な所に送られている等という物騒な噂も存在している。
・ライオット
全ての体制に反抗している組織で19歳以下の未成年のみで構成されている組織である。構成員には生まれながらオーヴァードの能力を持つ者も多く、レネゲイドを扱う事に関してはもっとも習熟している組織である。
・ギルド
魔街は犯罪者の逃げ込む場所となった為に彼ら同士のいざこざが絶えなかったために出来た犯罪者互助組織であり、お互いが食い合いをしないように縄張りを調整している。このギルドは、南米系、ヨーロッパ系、中国系、日本系の四つのグループで成り立っている。
魔街内ではUGNはいまだ有効な拠点も持っておらず、魔街に関してはUGNは力を持っていません。
新たに追加されたシンドロームであるオルクスは、自分の因子をあたり一体に散布し、その空間内の全ての物体を意のままに操る力を持っています。
オルクスという名前は、このシンドロームの効果がまるでその空間を他の空間と切り離して支配しているかのように見えることから、地獄の王としてのオルクスの名前がついています。
他にもリプレイなどもついてはいますがそちらの解説はする意味も無いのでこれで『デモンズシティ』の紹介はこれで終了です。