京大RPG研blog

ウィッチクエスト　ＧＭ：少年Ｋ

クリスマスも間近に迫った冬のある日、魔女達が立ち寄った町はとある雪国。
この町では、12月25日にサンタクロースと呼ばれる人たちがよい行いをした子供にプレゼントをあげるという風習があるらしい。

そんな町に降り立った魔女達がはじめに目にしたものは、赤い服を着たサンタ達と黒い服を着たサンタ達が今にも殴りあわんかの勢いで口論している様子であった。

どうやら、町のサンタ協会のなかで内部分裂があり、赤サンタ派と黒サンタ派の２派に分かれてしまったというのだ。
クリスマスには、今まで通りよい行いをした子にプレゼントを渡すべきと言う赤派に対し、黒派は悪い行いをした子供に（体罰を含む）罰を与えるべきだと主張。
クリスマスの主導権を握るべくにらみ合う二つの勢力。また、二つの勢力に分かれてしまったカップルなんかもいたりして、問題は山積み。

そんな混乱を収めるべく立ち上がった金持ち魔女のヴィクトリアさん（１４）
「浄化しましょう・・・。」

結局、魔女による浄化はなされず、「一番大事な子供達のために大人は争うべきではない」という魔女（猫）たちの主張により話し合いでこの場は納められましたとさ。

めでたき。