斬り合いPK戦

ソードワールド1 GM:将軍

PCたちは霧の島を拠点にして船を運転していたが、船には安全のため巫女を一人乗せるならわしになっている。
いろいろ調べると、島の長老や巫女長のおばばさまなどのトップの人たちによって恐ろしい計画が行われていることを知った。
そして巫女の持つ聖印を通して、船の中に不穏な動きがないかどうかを監視していた。
そして、不穏な動きがあったときには、おばばさまがスイッチを押すと、巫女が爆発して船を沈めるというシステムだった。
PCたちはこのままではいけないと思い、裏切り者と組んで、長老たちを倒すことになった。
そして、戦闘が始まった。
PCは6人、敵はストーカー5体と長老。
あと戦闘範囲から遠く離れたところで呪歌を歌っているNPCが1人。
ストーカーは毒を持っていて、毒にかかるとしびれてなにもできなくなる。PCの前衛のシーフ2人とファイター2人の4人とも動けなくなった。
長老は高レベル魔術師のようで、PCのソーサラーとプリーストにブレードネットをかけてきた。
2人とも抵抗に成功したものの、このまま動き続ければいずれ倒れるので、拡大して早々に精神点を使い切ることにした。
ソーサラーはエネルギーボルトを拡大してダメージを与え、ブレードネットの傷で倒れた。
プリーストは精神点が少なかったので、戦力にならないシーフを諦めて、ファイター2人にキュアポイズンをかけて毒を治し、精神点がなくなり気絶した。
ファイター2人は苦戦しながらもストーカーの数を減らしていった。
しかしそのうちの一人はマトックだったので、なかなか当たらないが、当たれば大ダメージを与えていたが、ついに倒れてしまった。
そして、戦場には、船長ファイター(PLは新入生)と長老だけが残った。長老も精神点がなくなったのか、剣を抜いた。どうやらファイター技能もあるらしい。
その後はお互いに剣を振るうのと避けるのを表裏で交互に繰り返すだけの単純な戦いとなった。
ファイターの残り生命点が5点〜3点〜2点〜1点と削られていくなかで、ついにクリティカルヒットが長老の息の根を止めた。

戦場には2人の瀕死状態(生命点0)と1人の気絶状態(精神点0)と2人の麻痺状態(毒)と1人の息を切れ切れに勝利を宣言するものがいた。そして彼らを称える呪歌が遠くの方から鳴り響いていた。

その後、船長ファイターはその島のトップになった。
まさにあの僅差の戦いが歴史を決定することになったことは、これからそのNPCが歌い続けるだろう。

私巫女だったけど、恋とかなかったよ。
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