ココロはいらない

ソードワールド GM:I

 来る八人委員会。おそらく次の議題は先日亡くなった元首の後継となる次期元首の選出となるだろう。
 強大な権力をもつ元首の座をめぐり陰謀が交錯する。

以下ネタバレを含む
 PC1の家系は代々町東のドワーフの鉱山を防衛してきた。しかし、ある日蛮族の奇襲を受け鉱山は攻め落とされてしまう。
 父親が危篤状態なため実質的に一族の長に当たるPC1は一族のさらなる繁栄のために元首の座につくために画策するが、そこで先の失態、元首の座は遠のく。しかし、いろいろな情報を元に判断するに今回の蛮族の奇襲はPC1の対立候補のコンラート伯爵の手引きであるようだということがわかる。
 しかし、それを証明するには決定的な証拠がない。とりあえず手持ちの情報だけでコンラートに対する疑念を植え付けるには成功するが、それでもコンラートとPC1のどちらが元首になるかは五分五分といったところ。
 PC1は方々根回しをしたり、いままでの恩を盾に内心では嫌がるPC2の妹を議員の一人に嫁がせたりしたが、結局はコンラートの企みを示す決定的証拠を掴みコンラートを議員の座から引きずり下ろすことに成功。様々な根回しは結果的に無意味となったが、無事元首となりさらなる繁栄を享受した。

 ・・・うん。「備えあれば憂いなし」とか「石橋を叩いて渡る」とかいうし何事にも準備は必要だよね。PC2の妹よ君が次期元首の心の安心のために果たした役割は大きい。君の犠牲は全く無駄ではないんだ〜。PC2も次期元首に石を投げないように。
 
感想 > ソード・ワールド | comments (0)

Comments

Comment Form