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Mage: the Ascension GM:近畿大学 Y

近畿大学エンターテイメント研究会の方々との交流セッション、第二部。
Mage: the Ascensionとは、大雑把にいえば、PCたちが色々な体系の魔法を操る「メイジ」となって暗躍する、というシステムです。
京大ではあまり遊ばれていないもののようで、少なくとも僕はほとんど初耳でした。
今回のPCは、メイジの互助会も兼ねている「探偵倶楽部」の気の合う仲間たち。推理中心のセッションとなりました。
近大のプレイヤーの方はライター&糸使いというクールなキャラを早々に作成するも、われわれ京大のプレイヤー4人(そのうち3人は前日持ち回りにより半徹夜)は、キャラメでお菓子がなくなるほどに時間をかけてしまいました。そして新興宗教の教祖にIT成金にストリートミュージシャンに厨二魔法少女とろくでもなさそうなキャラを創造。いやあ楽しい…じゃなくて反省。
 
事件は探偵倶楽部の主催者のもとに、怪文書が届くところから始まりました。教祖パワーと富豪パワーが大活躍したり、深夜に女子中学生とバイクに二人乗りしたりそのまま飲み屋に入ったり、連続殺人だったらもう一人殺されれば何か分かるかなとか言ってて殺されたり、情報収集は楽しく進みました。
 
しかし。情報は集め尽くしたのですが、魔法の限界や犯行動機、複数犯か否かなど、掴みきれない部分が多く、GMに犯人を教えてもらってもどうやったか分かりません。そうしていると、突然怪文書(ヒント)が届く!まだ分からないと、さらに怪文書が!犯人は、せっかく仕掛けたトリックも、解かれないと称賛されないことに気付いたのでしょう。
どうにか真実にたどり着くも、犯人をPC的に絞り切れず、工作をして事件を止めるのが精一杯でした。ああ悔しい。

やってみて思いましたが、このシステムは特徴ある探偵作りには向いてるようですが(過去のレポートでも探偵を扱っています。)、推理シナリオにはあまり向いていないのかもしれません。特にHow done itを絞り切るのは非常に困難ではないかと思います。魔法で色々できてしまうので。
その上で、このシナリオの魔法だけでない真相はかなり意外でした。僕もこのくらいひねった真相を考え出せるようになりたいものです。
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