2005/04/30 Sat
00:40 |
運営部
4月30日 1部 システム:GURPS Tis Ligues GM:左馬
中世ヨーロッパ風ファンタジー世界でのシナリオ。「聖女の杯」なるものが伝わる街に、10年前に追放された吸血鬼が幽霊船団を引き連れて帰ってきた!という事で、我々PC一同はその「聖女の杯」を使用する事も視野に入れつつ防衛準備。
この「聖女の杯」、伝承によると託宣の巫女が血を落とし、それをワインで薄めたものを回し飲みすると、飲んだ連中は戦場に赴いても殆ど怪我を負わずに戦い続けた、という代物。代々の巫女が例外なく聖杯の使用後に死亡している事が気にはなるが、ともあれこれさえあれば百人力!と我々もこれを使ってみる事にした。(男なのだが、何故か)託宣の巫女である事が判明したPC1(新入生Mくん)が血を垂らし、NPCヒロインと私のPC(街を守る騎士)が飲んでみる。その後の実験によってこの聖杯の効果が判明した。
1.託宣の巫女及び使用者はHPを共有し、好きなときにお互いにダメージをやり取りできる。
2.上記の判断は巫女が行い、他の使用者はこれに異議を唱える事ができない。
3.この聖杯は、ダンピール(吸血鬼と人間のハーフ)にしか使用できない。
4.この関係を解消するには、使用者または巫女の死亡以外の方法が無い。
…こりゃあ代々の巫女が死んでるわけだ。使用者たちに対して、巫女は完全な生殺与奪の権利を得る。しかも、その巫女はダンピールである。ただの人間でも完全には信用できないのに、半分敵側の奴とあっては…。
結局我々は、こんな聖杯とは名ばかりの恐ろしいアイテムの力には頼らずに自力で吸血鬼を退治したのでした。(まあ、最終戦闘では我々3人の生命力リンクが結構役にたっていたのですけどね。)
Comments
いろいろと喋っちゃいましたし。
また別のアイテムを考えるとしましょう。
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