京大RPG研blog

　
　上のようなシナリオ紹介を受けPCを作るプレイヤーたち。おそらく船の中でのパニックものだと予想、対策をしキャラを作成する。その結果出来上がったのは医者とその付添できた元軍人のコック。宝くじで大金を手にした平凡なサラリーマン。バイオリニスト兼組織の暗殺者、そして彼と協力して事件を解決したことのある名探偵という異様なメンツであった。

　そして武器が必要だということで銃火器を持たせてくれるようマスターに交渉。「隠す」に成功したらいいよと言われたので意気揚々と船内に武器を持ち込む。

　さあこれで準備は万端だとシナリオを始めると開始３０分で沈む船。PC達は無人島に流れつくのであった。

　人の痕跡等を調べ、どうやらこの島はやばそうだと判断し早急に島を脱出しようと考えるPC達。そして実行に移そうとしたその時、蛇人間が海のほうから近づいてくる！恐怖したPC達は、ご自慢の銃火器であっさりと蛇人間を射殺。約２名ほどこの島から出たくないと精神に異常をきたすも気絶させて無理やり連れて行き、無事に島から脱出するのであった。

　結局ついつい蛇人間を射殺してしまったからか、なぜ船が沈んだのかその原因は全く不明のままでだった。


　結局プレイヤーが危機感を抱きすぎただけで、銃火器とかはそれほど必要はなかった。シナリオ本編よりもキャラメイクのほうが時間が長くなってしまいマスターには申し訳なかった。