ベーシックが裏切りを意味する言葉になったら GM:N

近大さんとの交流での二部でのシナリオ。GMは我らがKURPGのNさん。
システムはベーシック。
最近は世の中も物騒で火事が多発してるらしい。ふむ、普通の調査シナリオだろうか。と思いきや、なぜかSAN値があってどうもかなり減る可能性があるらしい。あれ?これってベーシックだよね?
「ねえGM、これって神話生物は出てこないんですよね?」「はい。クトゥルフのはね。」「…!?」
…とかなり不安な出だし。さてはて、どうなる?
まずはPC紹介をきわめて簡潔に、
PC1はどこにでもいる普通の高校生。STR19,SIZ18であることを除けば。(PC1にはSTR+1、CON+1のボーナスがあった)親はプロレスラー。パンチで人を殺せる。でも普通にいい奴。
PC2(筆者)もどこにでもいる高校生。EDU21であることを除けば。すでにアメリカの大学を卒業してる。その知識はそんじょそこらの医者をもしのぐ。OPでいきなり悪夢を見てSAN値が減りかける。
PC3はジャーナリスト。天才ハッカー。彼の同僚であり最近巷で話題の連続発火事件を調査していた志賀野淳二が亡くなったらしいと連絡を受ける。
PC4は探偵。なじみの客である都築さんからPC1の調査を依頼される。が、人間ばなれしたPC1の体格に及び腰。ラスボスはPC1だと信じて疑わない。

と、こんな四人で始まったシナリオ。
PC1とPC2はクラスに転校生が来てのんびり学園ライフ。転校生ににらまれてPC1はSAN値が削られたらしいが俺の知ったこっちゃない。
そしてそれを非常に警戒しながら監視し、調査するPC4。調査の結果PC1の父親は実は本当の父ではないことをしる。そこで本当の父親を調査するために天才ハッカーの友人PC3を頼ることにする。
一方その頃PC4は独り調査を進め、発火事件の裏に肉薄していたが志賀野のパソコンにハックしていた者を追跡していたところ逆にこちらが感知されそうになる。あわてて回線を切ったもののばれたかもしれない…というところに訪ねてきたのがPC3。

気まずい雰囲気の二人。PVPじゃないんだから味方に目星振るのやめてください。なんとか話を通し、昔PC1の父と親しかった人物が判明する。その人物とは…
GM「コードウェル博士っていう人」
PC達「!?……それってどんな人?」
GM「アルフレッド・J・コードウェル。生物学者ですね」
PC達「うん、ごめんなさい。やっぱり知ってました。…さてDX3rdのルルブの準備するか。」
*今後DX3rdの基本的な知識は持っている前提で書きます。すいません。

その後、ブラム…いや失礼、謎の血を操る男に刺され超人として覚醒したPC1とそれを介抱したPC2の二人とPC3、PC4の二人が、ルルブ1の290Pあたりを見たPLの「19:53から俺が毎日見てる番組があるんだよなー」というメタい行動もあって別々に件のコードウェル博士の衝撃的な発表を目にする。

世界の裏側を知ったPC達、そして彼らは--。PC3は引き籠った。PC4は都筑(京香)に報告だけして引き籠った。現実は厳しかったのだ。PC1,2はUGNに保護されてエージェントになることになる。(PC2も結局覚醒した)そこでPC2が見た夢をもとに危機を察し最終戦闘に。しかしああ当然二人だけで戦うんですけどね。何とか勝利。世界の平和は守られた。PC1が高火力、低正気だったのでPC2はほとんどかばうマシーンだった。

さて、ここまで書いてきたわけですが元ネタを知らない人には全くわけわからん紹介だと思います。詳しくはDX3rdのルルブを読んでね!

衝撃的なシナリオでした。俺もいつかこんな度肝を抜くようなシナリオをやってみたいもんです。ちなみにPC1,2は3,4とは結局全く遭わなかった…。
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