1月11日の阪大さんとの交流会のセッションです。
GM:オグリビー タイトル:ゴルゴルゴールドの怪 システム:SW2.0
PCたちがイチゴの名産地、ベルセル区の冒険者の宿で血で血を洗う壮絶なイチゴの奪い合いをしているところに依頼者が現れる。
依頼者は数年前に冒険者になると言って村を出た父親を探してほしいという。
話を聞いてみると、依頼者の若者はこのたび結婚するそうで、長い間あっていない父親とはいえ、結婚の報告くらいはするべきだろうと、父親から最近手紙の来たこの町、ベルセル区にやってきたそうだ。
それだけのことを話すだけなのに、途中何回ものろけ話が入り、いらいらするPCたちであった。
まあ、それはともかくとして、いらいらした迷惑料も含めてそれなりの依頼料をせしめて父親探しを始めるのであった。
父親の名前はサーモンというらしい。いろいろ聞き込みをして情報を集めるPCたち。すると、どうやらサーモンと思しき人物は貧民層と中級層、それぞれの住宅街に存在しているらしい。
どういうこと?とPCたちが思いながら捜査をしていると、なにやらこの町の神官ギルティンも何かを隠している様子。
こっそりと神殿に忍び込み、何か手がかりを得ようと神殿に向かうPCたち。
すると、神殿の裏にいかにも怪しげな人影が。すぐさまボコって拘束するPCたち。
尋問すると、サーモンのうちの一人の命令でこの神殿にいるという噂のあるもう一人のサーモンを調べにここに来たという。中級層のサーモンは実は山賊の頭で、殺したはずのサーモンに成り代わってこの町でサーモンとして暮らしていたらしい。
いったいどういうことだろうか、と神官のギルティンに問い詰めることにして、神殿に入ってみると、叫び声が聞こえてくる。
バン!と大きな音を立てて神殿の奥から巨大なゴリラが飛び出してきた。
多少混乱しながらも巨大なゴリラ、ゴルゴルゴールドを倒し、神官を問い詰めると、私がお話しましょう、と本物っぽいサーモンが奥から出てくる。
サーモンは神官のギルティンとともに、町のはずれで拾ったゴルゴルの幼体をひそかに神殿の地下で育てていたらしい。
最終的に、ゴルゴルは処理され、ギルティンとサーモンは猛獣を街中で育てていた罪で逮捕された。あと偽者のサーモンも逮捕された。
やはりギルティンはギルティだったな、と頷きあうPLたち。
逮捕はされたが父親は探し出した、として依頼料を受け取り、PCたちはベルセル区を後にするのだった。
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