ラブライブ!

システム:SW2.0 GM:白額虎

ラクシアのどこかにある学園ブームの地。PCたちはそんな地方のオトノキ学園という学園に通っていたが、志願者数の減少により廃校になりそうだという。

PC1 ビストール・アルサモラ 人間/男/13
一流の軍師を目指す少年。

PC2 エルン・シュナイダー 人間/男/15
騎士の家の生まれ。騎士の英雄譚に影響を受け間違った騎士像を追い求めている。

PC3 アリス・ザ・サード ルーンフォーク/女/7
PC2の幼馴染、というかむしろツッコミ役。

PC4 サークレイ ナイトメア/男/10
目立つことが好き。真語魔法を独力で学んだ。自信家。
 ビストールやサークレイが登校すると生徒たちが「学校が廃校になりそう」と噂をしている。話を聞いてみると最近は「学園冒険者」という存在が他校でももてはやされ、志願者が他校に流れているのだとか。そこで二人は「自分たちも冒険者になろう」と決意し、メンバーを集めることにする。とりあえず騎士の家の生まれであるエルンと、アリスを誘い、他に冒険者技能のありそうな人を探す。すると生徒会長のアーヤと、冒険部のギルバート(どちらもNPC)という人物も技能を持っているらしい。
 ビストールとサークレイがギルバートに会いにいくと、彼は「お前たちの本気が信じられない」と言うのでしばらく待つことにする。
 一方アーヤに会いにいったエルンとアリスだったが、アーヤは冒険者という言葉を聞いた途端に表情を変え、挙句席を蹴って部屋を出て行ってしまう。副会長によるとアーヤは「冒険者」という言葉を嫌がっているらしい。
 そこでPCたちは校長に直接公認を求めにいくが、「生徒会を通せ」と言われる。仕方なくもう一度生徒会長を探しにいくが、アーヤの姿はない。実は彼女の父親は昔冒険者だったが最近は音沙汰なく、冒険者にトラウマを持っていたが、たまたま似た人物がいたと聞いて学校を脱出していようとしていたらしい。そこでPCたちはギルバートとアーヤを説得して一緒に冒険者になることにし、父親らしき人物がいたらしい、奴隷売買の現場に向かう。
 PCたちはアーヤの父親を奴隷商から買い戻すことに成功したものの、帰り道で野良蛮族と出会う。普段蛮族の出ないところだったので多少首をひねりつつもPCは蛮族を倒すのだった。

 さて、正式に学園冒険者として認められたPCたちのところへこのごろあらわれた遺跡の探索の依頼がくる。早速遺跡に向かうとすでに誰かが入った跡がある。急いで中に向かうと、汎用蛮族語で「ここは罠」と書かれていたり、蛮族がゴーレムを作ろうとした跡があったりする。サークレイが釣天井の下敷きになりながらも進んでいくと、ライバル学園冒険者のアレックスが倒れている。話を聞くと、この先の分かれ道を進んだところ高レベルゾーンに突入しそうだったので引き返したところあらわれたドレイクにやられたらしい。確かにそちらに行ってみると高レベルのアンデッドがいたので、ドレイクの後を追うことにする。話してみると「貴族のアルノリア家は脅せば言うことを聞く。そいつに金を出させて廃校を阻止してやってもいい」などと言い出したが構わずに倒す。そして奥にいるアンデッドを倒し、蛮族が「強くなれる」と書いている謎の液体を手に入れたのだった。

 そんなこんなで学校が人気を取り戻していく中、エルンのもとに手紙が届く。「今度蛮族に対して一斉反攻の作戦を行うので跡取りとして参加して欲しい」というもの。他のPCたちにもそれを打ち明け、「自分はそちらに行く」と言う。他のPCたちも「これは名を挙げる好機」と冒険者から騎士へのステップアップを目指すことにする。
 シュナイダー家(PC2実家)から命じられたのは蛮族にとられた人質の奪回だった。現在蛮族と人族は領域の境界上に砦を築いて大量の軍勢を動員しており、人質がいるらしい本拠は手薄らしい。そこで本拠の近くを流れる川にいかだを用意し、近くの山の間道を抜けて建物に忍び寄る。そして弓矢とエネルギーボルトで見張りのゴブリンを瞬殺し、中にいた人質を見つけ、追いすがってくる蛮族を倒し、無事に救出したのであった。PCの活躍のおかげもあって蛮族の砦は落ち、本拠へ退却した。

 その後も人族と蛮族の戦いは続くだろうが、いずれ本拠地も落ちるだろう。そのとき人族の先陣を切っているのはPCたちかもしれない。


 久しぶりにあっさりさっくりしたシナリオをやった気がします。個人的には騎士になるルートよりは冒険者ルートが本命だったので割と驚きました。
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