サークル紹介

 京都大学RPG研究会は京都大学「公認」の文化系サークルです。古くから大学の公式パンフレットにも名前が載っている事で、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

 主な活動はその名の通りRPGについての研究を行うことですが、ここでのRPGはコンピューターゲームではなくテーブルトークRPGをさしています。

 テーブルトークRPG(TRPG)とは、進行役が準備したシナリオの中でプレイヤーがキャラクターを操り、一つの物語を作り上げていくというものです。対面で行う場合は紙と鉛筆とサイコロ、オンラインで行う場合はオンライン用セッションツールとチャット・音声通話を用いて遊びます。TRPGの性質上、一回のセッションには数時間を要しますが、プレイヤー自らがルールの中で自由にキャラクターを操り物語を進めていくという楽しさがあります。(以下、当サイトでのRPGはテーブルトークRPGの意味で使われています)

 RPGを研究するというのは、「どうせやるなら極限までその楽しみを追求しよう」という姿勢で、より面白いシナリオ、より楽しいセッションを目指して、各人が技術を磨いていくということです。

 具体的にはセッション後に感想戦というものを行っていて、次のシナリオ制作への刺激としています。

会員構成

 基本的に京大生とその関係者で構成され、新入生から大学院生まで年齢的にも幅広い分布になっています。また、既に卒業して各地に散っていたOB達によるOB会と言う組織も存在しており、これに所属しているOB会員とセッションを行う機会も持っています。

セッション

 毎週土曜日に対面またはdiscord上で例会を開き、ひたすらにセッションを行っています。例会では基本的に単発セッションを行っていますが、キャンペーン期間中(5~7月、11~12月)は固定メンバーで長めの物語を数回に分けて冒険する「キャンペーン」を行います。

 一般のRPGサークルと異り、会員外の方に向けて解放されるコンベンションなどは行っていません。これは、「数多くのセッションをある程度固定したメンバーで行うことで、より深くRPGを探求していく」というサークルの基本理念に基づくものです。

使用システムの傾向

 ここで説明するよりも、今までに行われたシナリオの使用システムの統計を見てもらう方が判り易いですが、適当に傾向をまとめてみます。

 最もよく使われているシステムは、やはりクトゥルフ神話TRPGやソード・ワールドシリーズ、サイコロフィクションシリーズなどの定番品です。一方で、サークルの歴史の長さからか、古いRPGシステムにも多くの愛好家がついていますし、海外RPGに手を広げている会員もいます。

 また、近年日本で展開されている新世代のRPGも積極的な興味を持って取り込んでいる所です。

会誌、メーリングリスト

 1年に4回程度内部向けの会誌を作成しています。もちろん、このサイトやブログにも色々と記事をアップして行く予定です。

 また、現役生から社会人OBまでが登録しているメーリングリストではRPGに関する様々な話題についての議論が活発になされています。

新入会員

 毎年4月の入学時期に、新入生を中心に会員募集を行っています。

 新入会員は基本的に京都大学の学生であることが条件(新入生には限りません。2回生以上、院生歓迎!)であり、今年は学外からの入会をお断りしております。予めご了承ください。

 今年の新歓の詳細については新歓活動をご覧ください。

と、色々書きましたが舌足らずな部分も多いと思います。御質問等があればX(旧Twitter)のDM、メール掲示板の方におねがいします。


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