森の異変を解決せよ

システム:SW2.5

4月23日に行われたセッションのレポートです。

PCたちは街の新人冒険者である。
とある村の近くにある森の様子がおかしくなり、その原因を調べに行った猟師が行方不明になった。
村長からの依頼を受け、PCたちは村へと向かう。
PC1:リンド・リンド
 最強になるために旅に出た、情で動くタイプの青年(人間)。ギリシア(PC4)とともに街を転々としている。

PC2:シエル・ダングス
 勉強が性に合わず家を飛び出し冒険者となったリルドラケン。強くなって空を自由に飛びまわれるようになるという夢を持っている。

PC3:シストレイナ・ミュースティス
 物心つかぬころに故郷が滅びて以来、旅暮らしを続けてきたエルフの神官。こつこつやっていけばいずれ故郷が解放される日が来ると信じている。

PC4:ギリシア
 昔機械の身体が壊れたことがきっかけで変な電波を受信するようになったルーンフォーク。友人のリンドとともに旅をしており、いつか電波の発信元である電波塔にたどり着くことを夢見ている。
 

小さな町のギルドでPCたちが暇を持て余していたところ、依頼が入ったとギルドマスターに呼び出される。それは近くの村の村長からのものであり、森に調査に行った村人が行方不明になっているので捜索と保護をお願いしたいとのことだ。直接村長に会って詳しい話を聞くと、1週間前から周辺の森で何かに切られたかのような傷だらけの動物が増えていること、その原因を調査しているハンスが昨日から帰ってきていないということが分かった。その森は動物の狩や薬草採取などで使われている森であり、動物たちの暴走の心当たりはとくにはないそうだ。
 PCたちが周囲を探索しながら森の小道を進んでいくと森の奥から物音がして、猟師のハンスが「助けてくれ」とこちらに必死に走ってくる。彼を捕まえようとしていたグレムリンを倒し、ハンスに事情を聞いたりグレムリンを拷問したりして、レッサーオーガ(名前はイーモス)が森の奥の遺跡をアジトとして潜伏しているという情報をPCたちは手に入れる。不死身な肉体を求めるイーモスに人体実験されそうになったところ、一瞬の隙をついてハンスは逃げ出してきたらしい。
 ほかにも捕らわれている人々を人質にとられないよう、PCたちは作戦を立てる。ハンスに変装したシエルがイーモスとその部下たちを挑発し、見事彼らをおびき出すことに成功。その隙に残った3人が遺跡を探索し、檻の鍵をチェインボムで破壊することで捕らわれていた人々を開放した。しかしそのまま隠密して不意打ちをかけようとするも気づかれ、先手を取られてしまう。敵の猛攻を何とか耐え、最後はギリシアのとどめによってイーモスたちを撃破したのだった。
 遺跡内の研究資料を持ち出し、村に戻って森に潜むレッサーオーガたちの撃破や捕らえられていた人々の救出を報告したPCたちは村長から上乗せ報酬をもらう。拷問の後縛り上げたまま忘れられていたグレムリンについては、シストレイナがこんこんとお説教をし、もう悪いことをしないという約束の下森の奥深くへと放逐することにした。その夜、村では宴会が開かれ、PCたちは村中の人々から感謝を受け、飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎを楽しむのであった。
セッションレポート > ソード・ワールド | comments (0)

Comments

Comment Form