夢見るは地上、平和な世界

システム:永い後日談のネクロニカ GM:立命館Kさん
8/31に行われた立命館交流会でのセッションレポートです。

システム紹介
自我を持つアンデッドの少女である“ドール”となって狂気にさらされたり、旅の仲間である“姉妹”と狂気を慰めあったりしながら戦争によって滅んだ世界を旅するシステムです。
ただし、今回のPC達は改造を受けているが完全にはドールとなっていない人間の状態であるという設定だった。

PC紹介
PC1:シエリ 15歳 ジャンク/サイケデリック/ロマネスク PL:よみしき
薬物中毒者で、亡くした双子の姉の幻覚を見る。

PC2:ローレ 14歳 コート/ステーシー/タナトス PL:ににに
兄を慕い、いつも冷静ぶっている。

PC3:アンナ 12歳 アリス/ステーシー/レクイエム PL:lilac
勉強漬けで親に従順だった。
本編
PC達は地下の一室と思しき場所で目を覚ました。彼女らは自己紹介を済ませた後、一先ず地上を目指すべく施設内を探し回ることにした。

上へ向かう通路を探すと、その途中には何かに殺害されたらしい死体が転がっていた。それらを調べると、彼らは白衣らしきものを身にまとっており、ここは何らかの研究を行う施設なのかもしれないと思われた。また、部屋を調べている最中に廊下から何か巨大な機械の類が徘徊する音が聞こえてきたため、PC達はそれの目から逃れるようにして移動していった。

施設内を調べる最中、PC達は自らの身を守るのに役に立ちそうな武器等パーツを見つける。それらを手に取ると、何がどろどろしたものがそれを伝って彼女の身体に入り込みその精神を蝕んだ。どうやら、パーツを揃えれば姉妹の戦闘能力を高めることは出来るがそれと引き換えに正気や人間性を失うことになるようであった。
施設の内の1部屋にあった資料を調べる限り、ここはアンデッドやドールの能力開発を目的とした研究を行っていたらしいことがわかった。その他にも、部屋には何やら人に繋げられそうな機械があり、それを使ってみると情報が注ぎ込まれたのかスキルが降ってきたり、また他の部屋では先のどろどろしたものに触れて身体が変異してパーツが増えたりした。

PC達が地上に出ると、出入り口の周囲はドームのようなもので覆われていた。その中で、PC達を施設内へ封じ込めんとしているのか幾体かが連結された兵器やPC達と似た人型のアンデッドが行く手に立ち塞がった。

戦闘の末、PC達はどうにか彼らを打ち倒し外の世界へ出ることとなった。目覚めた時より望んでいた、地上の世界へと。
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