狂将校の行軍

システム:ソード・ワールド2.5 GM:tomita

阪大交流レポート

1/11の阪大交流二部に行われたSW2.5のセッションのレポートです。
※一部に暴力的な発言が含まれます。


・あらすじ
度々、町を襲う蛮族軍団「ダイラス狂軍」。そのリーダー、ダイラスはその残忍さから恐れられていた。PC達は彼の討伐を依頼される。


PC紹介
PC1:フレイア (ナイトメア/女/21歳) PL:阪大Yさん
ナイトメアの戦士。ナイトメアだったので迫害され、自分には生きている意味がないと思って自殺しようとしていたところをマリアに救われ、冒険者となった。


PC2:メイシア (人間/女/20歳) PL:阪大Kさん
人間の射手。蛮族によって故郷を滅ぼされ、両親と離れ離れになった。現在は3人の妹を養うため冒険者として働いている。


PC3:マリア (メリア(長命種)/女/66歳) PL:京大Cさん
見た目は25歳ぐらいの操霊術師。ある国の姫だったが人間と駆け落ちし、先に死なれてしまい、現在は国の追っ手から逃れるため、一人立ちするために冒険者をやっている。


PC4:アマリリス (ティエンス/女/12歳) PL:阪大Oさん
見た目は16歳ぐらいの騎手だが、コールドスリープ前の記憶はない。魔神を倒す騎士に憧れて冒険者になった。
「お願いします!私強くなります!魔神を倒せるように!」
・オープニング(ダイラス狂軍の襲撃)
冒険の舞台はケルディオン大陸のとある町。PC達が夜、酒場で仕事を探していると蛮族の軍団「ダイラス狂軍」が町を襲い始める。外壁は壊され、街には火が放たれ、この酒場にもオーガ、ボルグ、ゴブリンで構成された蛮族の集団が。さらに、後ろからボルグがこう叫ぶ。「我が名はダイラス、この地の蛮族の平穏を取り戻しに来た!!」と。そして、血走った目で「殺せ殺せ殺せ!」と言いながら蛮族達を指揮し始めた。なんともヤバい奴である。
ゴブリン達はフレイヤの薙ぎ払いによって壊滅し、戦意を喪失し逃げようとするが、その内一人は後ろにいたダイラスに、命令に従わない者などいらぬと言われ、首を切り落とされてしまう。そして、ダイラスは味方が減ったと分かると撤退を始めるのであった。
PC達が殿として残った蛮族達を撃退すると、酒場の店主にダイラスの討伐を正式に依頼されるのであった。報酬が高額だったので、PC達も乗り気だった。その後、酒場で働いていたコボルドからダイラス狂軍は崖を迂回しながら前線基地に戻るため、崖を先回りして待ち伏せして戦うこと、コボルトが案内役として同行することPC達に言ってきた。この辺りはドラゴンが出るため、ちゃんと隠れられる場所でないと襲われるとのことである。足手まといになる上にダイラスの手先の可能性も排除できないためPC達は連れていけないと言うと、それならばとコボルドはドラゴンから隠れられる場所をPC達に教え、諦めるのだった。また、アマリリスは待ち伏せ場所に早く着くために魔導バイク二台とペガサス一体を翌日の昼までに用意して欲しいと酒場の店主に頼んだ。


・出発〜崖
翌日の昼、PC達は魔導バイクに乗りつつ町を出発した。昼の間は旅は順調だったが、夜にPC達はケンタウロス三体に襲撃される。それ程強くないと見たPC達は道具などを節約しつつ一体を倒すと彼らは降参した。どうやら彼らはダイラス狂軍によって無理やり従わされていたらしい。その後、この辺りに出てくるドラゴンの噂も聞くことができた。ドラゴンはカツアゲをしてくるらしく3000ガメル相当のものを差し出すと満足して帰っていくこと、後に父親からカツアゲされたものを返してもらったということを聞いた。どうやら、父親の方はいい奴らしい。
その後、ケンタウロスに夜の見張りをしてもらい、しっかり休むことのできたPC達は崖でグレムリンの妨害を受けたものの、無事に崖を登ることができた。


・山道を越えて
その後、マリアが魔晶石を見つけるなどの幸運もあったが、PC達はついに例のカツアゲドラゴンにあう羽目になってしまった。一本道の山道でなんとかドラゴンから逃げる方法を模索するPC達。しかし、健闘も虚しくドラゴンに追いつかれてしまう。「金、金、金!」と叫ぶドラゴンにマリアが5点の魔晶石を6個渡すと、ドラゴンは満足して帰っていった。アマリリスは腹いせに父親に言いつけてやるというとドラゴンは逆上して襲おうとするが、魔導バイクの速度には追いつけずPC達は逃げられたのであった。しかし、この出来事が後に惨事を招くことになってしまうことをアマリリスはまだ知らない。
PC達が夜、コボルドの言っていた隠れ場所で休息しているとこちらに向かってくる三体の影が。どうやらトロール(一人はブラッドトロール。強い。)がダイラスの命により襲っていたようだ。彼らによるとコボルドは子供を人質に取られており、ここにPC達をおびき寄せることで子供を解放してもらう約束だったらしい。確かによく見てみると傍らにあのコボルドに似た小さなコボルドがいた。トロールに子供コボルドを戦いに巻き込まないようしばらく待ってほしいと言われPC達が待つと、トロールは戦う意思を見せなくなった。そして、自分たちがダイラス狂軍本隊と戦っている間に、ダイラスを倒してもらえないかと言われる。PC達はそれに同意するとともに、やっぱりダイラスは信頼されてないのだなと感じるのであった。


・決戦、ダイラス。そして…
翌朝、PC達は予定していた場所で待ち伏せしていた。マリアのリモート・ドールやトロール達の囮もあって先制をとることができたためメイシアがクロスボウで狙撃すると、なんとダイラスは頭を吹き飛ばされ、一撃で死んだ(クリティカルで100ダメージ以上を出した。)のである。その後もダイラスの取り巻きを難なく倒し、トロール達のおかげもあってダイラス狂軍は呆気なく壊滅した。PC達が蛮族達の遺品を漁っていると、先ほどのカツアゲドラゴンが。ヤバさを感じたPC達は急いで死体剥ぎを中断し逃げるのであった。アマリリスが乗っていた魔導バイクを破壊されてしまうなどのことがあったが、そのドラゴンの父親にカツアゲされたものを返してもらい(なお、魔導バイクは残念ながら弁償してもらえなかった。)無事に街に帰ることができた。コボルトの親子もトロールに連れて行ってもらったことで再会することができ、こうして街は平穏を取り戻したのであった。


以上です。予定してたセッション時間は2~3時間だったのですが、結局5時間かかりました。時間予想って難しいね
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