Chris・must・die!

システム:サタスペ GM:近大キワダさん

12/27に行われた近大交流セッションのレポートです。


◆PC紹介
PC1 クリス・ザンギエヴァ
PC2 クリス・クリス
PC3 駆栗鼠
◆導入
三人の亜侠は別々の場所でクリスマスの夜を過ごしていた。
ザンギエヴァは酒に酔った状態で豪邸に押し入り、番犬を蹴散らして金を盗み出していた。
クリスはクリスマスパーティを楽しみ、しこたま酒を飲んだ。
駆栗鼠は多くの亜侠が集められた現場で一仕事して、収入を得ていた。
その翌日、亜侠たちはだらだらといつものたまり場へと集まったが、酒の飲みすぎで三人とも昨晩のことをよく覚えていなかった。
そんな彼らのもとに、ある奇妙な情報が舞い込んでくる。
「大阪中からクリスを探し出せ。見つけ次第捕まえろ。生死は問わない」
なんの偶然か、このチームのメンバーは全員が「クリス」という名前であった。
情報によると、大阪市警とコンビナート、それに沙京流氓もクリスを探しているのだという。
亜侠たちは命の危機から脱するため、情報収集を開始した。

◆計画フェイズ
駆栗鼠が【やりくり】で食事とお酒、ジャリ銭とを調達したのち、それぞれのクリスマスの夜の出来事について情報収集を行った。
その結果、駆栗鼠が仕事をしたあたりで地獄組の事務所でおたからが爆発する事件が起き、その犯人である亜侠「クリス」を地獄組の有名人である虎深山典膳が【面子】にかけて捜索しているという情報を得た。
一方、駆栗鼠はズダボロの「クリス」という亜侠と出会う。「クリス」は「お前らのせいで俺たちは……!」「あの殺し屋が帰ってきた」と言い残した。
情報によると、二日後の夜に「クリス」を皆殺しにするマスキュラー計画なるものが進行中なのだという。
また、ザンギエヴァ宛に一日目の夜に「JAIL HOUSE」にひとりで来るようにという旨の手紙が届く。「JAIL HOUSE」へ向かうと、「ジョン」という壮年の屈強な男性が待っていた。
ジョンは早くに妻を亡くし、忘れ形見の飼い犬と一緒に暮らしていたが、「クリス」という亜侠がその犬を殺し、金を奪っていったという。
亜侠が言い残した殺し屋について情報収集を進めると、「ジョン」という狙撃手がその殺し屋であることが分かった。
翌日、情報収集を進めると、クリスが一昨日のクリスマスパーティでコンビナートの有名人であるリュドミラ・クナーゼと恋人になっていたという事実を知る。
リュドミラに会いに行ったクリスはオオサカから逃げるための資金を受け取ると共に【長いお別れ】を告げられ、そのまま二人は別れた。

◆実行フェイズ
大阪空港にて亜侠たちが脱出を試みようとすると、そこに押し寄せてきた大量の侠客と待ち伏せていた伝説の殺し屋「ジョン」との三つ巴の血戦となった。
毎ターン増援を呼びながら【逆境】で強くなっていく侠客と、【奇跡の弾道】でどこにいても銃撃を通してくるジョンに苦しめられながら、死体も使って拠点で態勢を整える亜侠たち。
何度か気絶しながらも這う這うの体で大阪空港から脱出し、難を逃れたのであった。
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