京大RPG研blog

ペンギンライフ！（オリジナルシステム）　ＧＭ：少年Ｋ

　今回のＰＣたちは喜望峰付近の島に住むケープペンギン。どんなペンギンが集まったかというと、

ＰＣ１（Bluegrass）：恋人ができて改心した元ヤンペンギン
ＰＣ２（蟻人）　　 ：投網と集団的狩猟の可能性について研究を重ねているイン
　　　　　　　　　　 テリペンギン
ＰＣ３（Ｓ）　　　　 ：人間の落とした帽子をかぶったペンギン
　　　　　　　　　　 投げるのが得意で群一番の陸上派
ＰＣ４（ｍｏｎｏ）　 ：妹と二人暮しのペンギン、妹にひたすら弱く甘い
ＰＣ５（Ｍ）　　　　 ：男にしなを使って働かせるビッチなペンギン

　もうペンギンではありませんね。

　さて、こんなＰＣたち。島でのんびり暮らしていると近くの海で大きな音が。行ってみるとそこでは人間たちのでかい船がとまっていて黒いベタベタする液体を流しているのです。当然ペンギンたちはオイルまみれに。
　ＰＣたちは船へと乗り込み、オイルを人間に擦り付けて反応を観察。洗剤を使うとオイルが取れることが分かるとそれを人間から強奪してしまったのです。

　やっぱりペンギンじゃない。

　このあと色々あったわけですが、最終的に彼らの一部は世界的大スターになってしまいましたとさ。

ペンギンライフ！（オリジナルシステム）　ＧＭ：Ｉ

ペンギンライフ！それはペンギンのＰＣをやるオリジナルシステム。

今回ＰＣたちは南極に住むアデリーペンギン。初っ端から人間の密猟者に襲われてしまうのですが、そのとき我々を救ったのは一条の閃光。密漁船は一瞬にして消し炭に。空を見上げるとそこには銀色の円盤が。

円盤に乗っていたのはペンギンから進化したという新人類（恐竜人）3人。彼らは我々ペンギンに英知を与え進化させ、哺乳人類を滅ぼし地球を恐竜人の星にすると言うのである。

彼らは現場監督としてコウテイペンギンを徴用し、教育（改造）を施して我々に効率的な狩りや巣作りの方法を教え込むのだが、ペンギンの頭ではサッパリプーである。

最終的には、説得してお帰り願ったわけですが、ペンギンに集団追い込み漁は無理ですよ。

ペンギンライフ！（オリジナルシステム）　ＧＭ：DAWN
　ＧＭはＮ○Ｋの動物番組でペンギンを見たのをきっかけに、「ペンギンでＲＰＧをやる」と言い出した。市販システムでウサギや猫のＰＣをやるものはあるが、今回はペンギン。オリジナルシステムを用意する程の気合いの入りようである。

　というわけで、１回生を交えての新歓体験セッションが行われました。しかもこの１回生ＴＲＰＧはやったことがないという全くの初心者。生まれて初めてのＴＲＰＧがペンギンで良いのかという不安はあったのですが、なかなか楽しんでもらえた様子。慣れない人にはむしろ動物ぐらい現実から離れていたＰＣの方がやりやすいのかなあと思いました。

　短いながらもイベントが盛りだくさんで、なかなか楽しいシナリオでした。